アンテナアナライザ

アマチュア無線の移動運用で使用される電波は最大50ワットです。これは資格が1アマであっても守らなければなりません。そんなこともあり、勝負はアンテナの性能と移動するロケーションで決まります。そのため各社から様々な商品が販売されていますが最終的には各自でのアンテナ調整です。
とくにVHFなど高い周波数になると少しの長さが微妙に影響します。
このことを解消する近道は測定器を上手く利用して、SWR値を低く抑える工夫をします。
写真のようなアンテナアナライザがあれば無駄のないきれいな電波に近づけることが出来ます。
ほかにも実際の運用では、トランシーバーとアンテナの中間にSWR計と呼ばれる測定器を入れ通過する電波を監視するのが普通ですが、まず最初にやることはアンテナの長さ調整です。この写真の商品は米国MFJ社が販売したものですがヤフオクなどで上手く見つけると2万円弱で入手可能です。あとは皆さんの使い方です。慣れることにより最短でアンテナの最良箇所を見つけられるようになります。

JJ2YJCで使用する基本アンテナは7MHzフルサイズのダブレットと呼ばれるワイヤーアンテナです。
現地でご覧ください。かなり太い線径なのでQを高く取れており送信受信ともに効果があります。
これらの測定はアンテナアナライザを使用して行いますが、最後の段階でアンテナ高さを変更することで少々はSWRが変動します。しかし、有利に変わることが多いので地上での調整は最低限必要です。

By jj2yjc

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です